納棺
湯灌の儀が終了しましたら遺体を棺に納める「納棺」を行います。
納棺に当たっては、まず「死装束」を着せるところから始めます。
死装束を着せるといいましても、病院等にて浴衣に着替えていますので、実際には上から被せるような形式となります。
経帷子、手甲脚絆、白足袋、わらじ、頭陀袋、六文銭といったものを装着していきます。
ただし、これらものは本物ではなく簡単な布や紙で出来たものを使用することが最近では一般的なようです。
私の場合は、葬儀社の方が一つずつ説明を行いながら遺族の手で行いました。
死装束を着せ終わった後には、棺の中に故人が愛用していた物を入れます。
ただし、火葬する際に燃えないものは入れることができません。
亡くなった母は近眼であったため眼鏡をしていたことから眼鏡を入れようとしましたが、金属やガラスを使用していたため入れることができませんでした。
これらが終わりましたら、棺に蓋を置き終了となります。
また、夜にはお通夜を行うことからお通夜の準備も始まります。
お通夜の準備で一番時間がかかるものは、祭壇の準備でしょう。
祭壇の準備に当たっては、葬儀社から祭壇に供えるお団子と果物を用意するように言われました。
納棺が終わり、和菓子屋に連絡して祭壇用のお団子を依頼し、りんごとなしを購入した覚えがあります。